2016年1月12日(火)


〈京都市〉正林寺(しょうりんじ)/水円(すいえん)


正林寺は、京都東山の渋谷街道にあります。
小松谷の馬町は、かつて山科からの馬を止めたところ、今で言うとガレージ、だったところからの町名です。
正林寺は保育園も経営して、境内で園児が遊んでいました。
本堂でお話しを聞いている間、横で園児の賑やかな声も聞こえました。
ここは九条兼実の屋敷で、法然上人が「ずっと居たかった」という所です。
食事は水円です。八坂神社にほど近く、周囲には老舗の料亭が並びます
地下100メートルから湧き出る120年の井戸でしょうか。  
食事の最初は出汁の一杯から始まりました。
これは「薄味」と言うのでしょうか。水と旨味だけの出汁です。
出汁、鯛の昆布締めと干柿、イクラとなます、ふろふき大根は、真っ白に旨味がたっぷりしみ混んでいます。
造りは、マグロと鯛でした。
水円の名物「鯛の胡麻味噌丼」です。
それから、白味噌のにゅうめんもありました。
デザートは、クルミ餅の密庵でした。