(平成29年)4月11日(火)

京都市 ・ 昆陽山地蔵院椿寺/フランス料理エピス

昆陽山地蔵院、通称椿寺、
浄土宗、開山はじきしん上人、今は24代目。
本堂に祀られているのは、真ん中が阿弥陀如来、向かって右が善導大師、向かって左が法然上人
本尊は、中国善導大師が作られた、法蔵菩薩。
如来は、五劫思惟阿弥陀如来坐、
アフロヘアで、ほっぺたが膨らんでいる。髪が後ろが長いが、住職は見たことがない。
おかっぱでほっぺたが膨らんで、ぺこちゃんみたい。
五劫の間考えたので、髪が伸びた、落語「寿限無寿限無五劫の擦り切れ」の五劫のこと。

地蔵堂の地蔵菩薩は等身大。昔、田んぼの水争居、強欲な百姓が水を独り占めした、そこにお坊さんが諭したが、百姓が逆ギレして、そのお坊さんを叩いた、お坊さんは怪我をして顔から血が流れたが、そのまま何も言わずに去っていった。不思議に思った百姓が後をつけていくと、地蔵院に入り、地蔵堂に入っていった。中を見ると、お地蔵さんの顔から血、クワの形が付いていた。今は傷は治っている。

観音堂は十一面観世音菩薩、等身大で平安時代の作。

五色椿とは、ピンクの濃い色から白い色まで、縁取りがあったり、絞りが会ったりする。
八重の散り椿、花びらがほどけて落ちる。下に花びらが一面に敷き詰められる。
表の椿は、100年以上の椿で挿し木で増やした。中庭にあるのは40-50年の椿。
豊臣秀吉がここに植えた。加藤清正が朝鮮からもって帰ってきたと伝承があるが、DMAは日本のものだった。
しだれ桜は50数年。

天野屋利兵衛の墓があり、観音堂の中に木造がある。
夜半亭巴人は江戸時代の俳人で、最後に過ごしたと言われる、墓がある。
隠れキリシタンの墓は、蹲(つくばい)に使っていた。それ以上は分からないけど、祀っている。
フランス料理エピスは、京都の町家をレストランに改装した店構えは、昭和時代の町家がほとんどそのままの懐かしい坪庭や個室座敷です。豪華なお皿に盛られた料理もまた食べる楽しみを豊かに演出します。中庭の坪庭は多分、家のときのそのまま、雨が振っていると、トイレに行くのに傘が入ります。奥座敷も昔の家のままでした。料理はお皿が豪華。